松井 友飛(まつい ともたか、1999年10月11日 - )は、石川県鳳珠郡穴水町出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。東北楽天ゴールデンイーグルス所属。

来歴

プロ入り前

穴水町立穴水小学校では穴水学童野球クラブに所属し、穴水町立穴水中学校では軟式野球部に所属。

石川県立穴水高等学校に進学後、部員が9人に満たない時期もあり、公式戦では1勝も挙げることなく3年間を終えた。

金沢学院大学進学後、五島裕二、長谷川潤コーチらの指導でフォームを改良。1年秋から先発の柱として、リーグ戦に登板し、1年秋に最優秀防御率、ベストナイン、2年春に最優秀投手、2季連続ベストナインに選ばれた。2年秋には第50回明治神宮野球大会に19年ぶりに出場に貢献。九州産業大学との初戦は先発として、福森耀真と投げ合うも2回途中4失点で降板。打線の援護もあり、北陸大学連盟として34年ぶりの勝利を挙げた。続く2回戦の野口智哉ら擁する関西大学では森翔平と投げ合い、敗れはしたが、5回6奪三振2失点と好投した。野球部の同期には長谷川威展がいる。

2021年10月11日に行われたプロ野球ドラフト会議で東北楽天ゴールデンイーグルスから5位指名を受け、契約金3500万円、年俸700万円(金額は推定)という条件で入団した。背番号は45

楽天時代

2022年は、7月8日の対埼玉西武ライオンズ戦(楽天生命パーク)で一軍初登板・初先発を果たしたが、4回4失点で勝ち負けつかずという結果に終わった。一軍登板はその1試合のみだったが、二軍では15試合の登板で6勝1敗防御率1.17の成績を記録して9・10月度のファーム月間MVPを受賞した。10月8日に行われたファーム日本選手権では先発登板をして6回2失点の好投を見せ、勝利投手となり優秀選手賞に選出された。

2023年は春季キャンプでは一軍入りだったが開幕を二軍で迎えた。5月4日に一軍登録され、同日の千葉ロッテマリーンズ戦で初先発し5回を無失点に抑えプロ入り初勝利を挙げた。

2024年、初先発した6月1日の対東京ヤクルトスワローズ戦(楽天モバイル)で初勝利を挙げるも、7月10日の対ロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)では1死も取れず8失点で降板するなど好不調の波が激しく先発ローテーション定着には至らなかった。

詳細情報

年度別投手成績

  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績

  • 2024年度シーズン終了時

記録

初記録
  • 初登板・初先発登板:2022年7月8日、対埼玉西武ライオンズ12回戦(楽天生命パーク宮城)、4回4失点で勝敗つかず
  • 初奪三振:同上、1回表に平沼翔太から空振り三振
  • 初勝利・初先発勝利:2023年5月4日、対千葉ロッテマリーンズ5回戦(楽天モバイルパーク宮城)、5回無失点

背番号

  • 45(2022年 - )

脚注

関連項目

  • 石川県出身の人物一覧
  • 東北楽天ゴールデンイーグルスの選手一覧

外部リンク

  • 個人年度別成績 松井友飛 - NPB.jp 日本野球機構
  • 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
  • 45 松井 友飛 選手名鑑 - 東北楽天ゴールデンイーグルスオフィシャルサイト

【投打ガッチリ】松井友飛『粘投5回無失点…うれしいプロ初勝利』 YouTube

【楽天】雨天中止で松井友飛は2軍へ、巨人3連戦では岸孝之が5月10日以来の先発見込み プロ野球 日刊スポーツ

楽天・松井友飛が今季初勝利、能登半島地震からちょうど5カ月で故郷に吉報 チームも単独4位浮上:中日スポーツ・東京中日スポーツ

楽天先発の松井友飛が涙 まさかの大乱調 打者一巡一つもアウトをとれず8失点で降板 ベンチでタオルで顔覆う/野球/デイリースポーツ online

楽天 2年目松井友飛 プロ初勝利 khb東日本放送