ユーリ・ロスマン(Jüri Lossmann、1891年2月4日 - 1984年5月1日)は、エストニアの陸上競技選手である。 彼は、1920年に開催されたアントワープオリンピックのマラソンで銀メダルを獲得した。
経歴
ロスマンは、1920年のアントワープオリンピックと1924年パリオリンピックの2大会連続でオリンピックに出場している。
アントワープオリンピックでは10000メートル走とマラソンに出場した。10000メートル走では予選で途中棄権し、決勝進出はならなかった。マラソンでは優勝したフィンランド代表のハンネス・コーレマイネンに13秒差の2位でゴールして、銀メダルを獲得した。
パリオリンピックではマラソンのみに出場したが、10位に終わっている。
その後、1944年のソビエト連邦によるエストニア併合の時期にスウェーデンへ逃れ、1984年にストックホルムで死去した。
オリンピックでの成績
脚注
参考文献
- ロベルト・L・ケルチェターニ『近代陸上競技の歴史-1860-1991 誕生から現代まで(男女別)』 日本陸上競技連盟監修、ベースボールマガジン社、1992年、29頁。
関連項目
- オリンピックの陸上競技・男子メダリスト一覧
- 1920年アントワープオリンピックの陸上競技
外部リンク
- ユーリ・ロスマン - Olympedia(英語)


