東漸寺(とうぜんじ)は長野県塩尻市にある浄土宗の寺院。山号は仏法山一乗院。関東十八檀林の佛法山東漸寺と開山を同じくする。
概要
木曽義仲旧臣の長瀬氏によって至宝山西光寺として創建され、経譽円応が開山となるが、治承・寿永の乱以降は荒廃し、のちに子孫の経譽愚底運公が文明13年(1481年)に中興した。明治12年(1879年)の寺院明細帳には本堂(方7間)、庫裡(間口6間、奥行き10間)、玄関(方2間)とある。
境内の枝垂桜は幹囲4.4メートルで、市内最古の桜とされ、昭和46年(1971年)に塩尻市の天然記念物市のに指定されている。
交通アクセス
- JR中央本線塩尻駅から車で約10分。
参考文献
- 『探訪 信州の古寺 浄土教・日蓮宗』1996年 郷土出版社
外部リンク
- 塩尻市観光協会




