ゲオルク・フィリップ・テレマンのヴィオラ協奏曲 ト長調(独: Konzert för Viola, Streicher und continuo)TWV 51:G9は、ヴィオラ協奏曲の歴史の中で最初期に作曲されたもので、1716年から1721年に成立したとされる。テレマンによって書かれた協奏曲は、ヴァイオリンやフルート、オーボエなどの楽器には多数あるが、ヴィオラのみによる協奏曲は本作しか書かれなかった。(テレマンが作曲したヴィオラのための協奏曲は、他にも2台のヴィオラのための協奏曲がある。)

編成

独奏ヴィオラ、弦楽合奏、通奏低音

楽曲構成

全部で4楽章からなる。演奏時間は約14分。

  • 第1楽章 Largo
  • 第2楽章 Allegro
  • 第3楽章 Andante
  • 第4楽章 Presto

参考文献

  • 井上和男『改訂版 クラシック音楽名作品辞典』三省堂、1998年2月10日、460頁。 

外部リンク

  • ヴィオラ協奏曲 ト長調 TWV51:G9の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト

Telemann『 Viola Concerto in G Major 』(テレマン ビオラ協奏曲 ト長調), TWV51 G9 YouTube

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ゲオルク・フィリップ・テレマン 四重奏曲 協奏曲, TWV 43F8 4020846 NML ナクソス・ミュージック・ライブラリー

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