ブキッ・ティマ駅 (Bukit Timah Railway Station) は、シンガポールにあったマレー鉄道の駅である。
概要
最初のブキッ・ティマ駅は、1903年1月1日に現在のマレー鉄道の前身であるシンガポール・クランジ鉄道 (Singapore Government Railway) が開業した際に設置された。その位置は、現在の駅より北西にあった。1932年5月3日に、ブキッ・パンジャン (Bukit Panjang) 付近から以南の線路が付け替えとなり、当駅は現在の位置に移転した。
後年は旅客・貨物ともに取扱いを行わず、実質的に信号場としての存在であった。2011年6月のシンガポール国内区間の廃線により廃駅となった。
駅構造
単式ホーム1面1線をもつ地上駅である。駅舎は線路の西側にありホームに面している。東側に行違線があり、列車交換をすることができる。タブレット交換を行うための係員が配置されている。通過列車ではタブレットの通過授受を行う。出入国管理設備がなく当駅で列車の乗降はできない。
駅周辺
歴史
- 1903年1月1日 - ブキッ・ティマ(旧駅) - シンガポール(フォート・カンニング・ヒル)間開業に伴い開業(旧駅)。
- 1903年4月10日 - ウッドランズ - ブキッ・ティマ(旧駅)間開業。
- 1932年5月3日 - ブキッ・パンジャン - シンガポール(タンジョン・パガー)間線路付替に伴い移転。
- 2011年6月30日 - マレー鉄道のシンガポール国内区間(ウッドランズ・トレイン・チェックポイント - タンジョン・パガー間)廃線に伴い営業終了。
関連項目
- シンガポールの鉄道
外部リンク
- Bukit Timah Railway Station


![旧マレー鉄道のブキティマ駅の写真・画像素材[2966432]Snapmart(スナップマート)](https://d3cmdai71kklhc.cloudfront.net/post_watermark/marketplace/160021/mp_20200220-213735859_0zk8o.jpg)

