ルーカス・ヘッジズ(Lucas Hedges 1996年12月12日 - )は、アメリカ合衆国の俳優。映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で2017年の第89回アカデミー賞助演男優賞の候補者となった。
生い立ち
ニューヨーク市ブルックリン・ハイツで詩人・女優のスーザン・ブルースとアカデミー賞にノミネートされたことがある脚本家・監督のピーター・ヘッジズの2人目の子として生まれる。兄のサイモンがいる。
ブルックリン・ハイツやコブル・ヒルで育ち、父の映画撮影のセットをよく見にいく。ニューヨーク市にあるセント・アンズ・スクールの卒業生で、現在はユニバーシティ・オブ・ノース・カロライナ・スクール・オブ・ジ・アーツ(UNCSA)で演劇を学んでいる。
キャリア
子供のころに父が監督した長編映画『40オトコの恋愛事情』(2007年)にエキストラとして出演するも、その出演シーンはポストプロダクションの段階でカットされる。
中学の演劇の上演作で演じてたとき、その観客だったウェス・アンダーソン監督作『ムーンライズ・キングダム』(2012年)のキャスティング・ディレクターの目にとまったことから、最終的に当該作のレッドフォード役として配役される。それから、ダンテ・アリオラの『アイ・アム・ニューマン 新しい人生の見つけ方』(2013年)、ジェイソン・ライトマンの『とらわれて夏』(2013年)、テリー・ギリアムの『ゼロの未来』(2013年)といった映画に出演する。 2014年、ウェス・アンダーソンの映画『グランド・ブダペスト・ホテル』にカメオ出演。マイケル・クエスタの映画『Kill the Messenger』に出演し、肯定的評価を得る。
ケネス・ロナーガンの2016年の長編映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でインディペンデント・スピリット賞助演男優賞、全米映画俳優組合賞助演男優賞、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされる。
フィルモグラフィ
脚注
外部リンク
- ルーカス・ヘッジズ - IMDb(英語)




