1977年のオールスターゲームは、1977年7月に行われた日本プロ野球のオールスターゲーム。
概要
前年、連続日本一を達成した阪急ブレーブスの上田利治監督が全パ(オールパシフィック・リーグ)を率い、セ・リーグ優勝を飾った読売ジャイアンツの長嶋茂雄監督が全セ(オールセントラル・リーグ)の監督として初登場。
全試合、両軍ともに1ケタ安打の展開となった。その中で第1戦は唯一の3安打を放った全セ・若松勉(ヤクルト)、第2戦は先制打の全パ・野村克也(南海ホークス)、第3戦は本塁打を打った全セ王貞治(巨人)がそれぞれMVPを獲得した。
選出選手
- 太字はファン投票で選ばれた選手。▲は出場辞退選手発生による補充選手。
試合結果
第1戦
オーダー
第2戦
オーダー
第3戦
オーダー
テレビ・ラジオ中継
テレビ中継
- 第1戦:7月23日
- RKB毎日放送≪TBS系列≫ 実況:杉山明男 解説:稲尾和久、牧野茂
- NHK総合(中継録画) 解説:川上哲治、加藤進
- 第2戦:7月24日
- よみうりテレビ≪日本テレビ系列≫ 実況:佐藤忠功 解説:村山実、森昌彦 ゲスト解説:足立光宏(阪急) ゲスト:清水健太郎
- 朝日放送≪テレビ朝日系列≫ 実況:植草貞夫 解説:小山正明 ゲスト解説:江夏豊(南海)
- 通常、阪急西宮球場からの中継は主管球団の阪急本体の資本が入った関西テレビ≪フジテレビ系列≫に放映権が与えられるが、当時フジテレビ系ゴールデンタイムの人気番組だった『世界名作劇場』と『オールスター家族対抗歌合戦』の放送を優先したためか放映を見合わせ、1958年以降連続19年に渡り球宴中継を続けてきた日本テレビ系列とNET(日本教育テレビ)から社名変更して間もないテレビ朝日系列が同時に放映権を獲得した。
- NHK総合(中継録画) 解説:鶴岡一人、藤田元司
- 第3戦:7月26日
- フジテレビ 実況:岩佐徹 解説:荒川博 ゲスト解説:広岡達朗(ヤクルト監督)、金田正一(ロッテ監督)
- NHK総合(中継録画) 解説:川上哲治、藤田元司
ラジオ中継
- 第1戦:7月23日
- NHKラジオ第1 解説:鶴岡一人、藤田元司
- TBSラジオ(JRN/RKB毎日放送製作) 解説:野口正明、田宮謙次郎
- 文化放送(NRN/九州朝日放送製作) 解説:中西太、河村英文
- ニッポン放送(毎日放送にもネット) 実況:宮田統樹 解説:関根潤三、宅和本司
- ラジオ関東(現・ラジオ日本)(独立系) 解説:沼沢康一郎
- 第2戦:7月24日
- NHKラジオ第1 解説:川上哲治、加藤進
- TBSラジオ(JRN/朝日放送製作) 解説:花井悠、根本陸夫
- 文化放送(NRN/ラジオ大阪製作) 解説:荒川博、辻佳紀
- ニッポン放送 実況:深澤弘 解説:関根潤三、土橋正幸
- ラジオ関東(独立系) 解説:笠原和夫、沼沢康一郎
- 毎日放送 解説:宅和本司 ゲスト:大熊忠義
- 第3戦:7月26日
- NHKラジオ第1 解説:加藤進、鶴岡一人
- TBSラジオ(JRN) 解説:牧野茂、稲尾和久
- ニッポン放送(NRN) 実況:深澤弘 解説:関根潤三、土橋正幸 ゲスト:野末陳平
- ラジオ関東(独立系) 実況:島碩弥 ゲスト解説:大沢啓二(日本ハム監督)、武上四郎(ヤクルトコーチ)
- ラジオ大阪(ローカル)解説:辻佳紀、別所毅彦
脚注
関連項目
- オールスターゲーム (日本プロ野球)
- 日本野球機構
- 日本プロフェッショナル野球組織
外部リンク
- NPB公式記録




